ダダダダ

あれ、ダダダダぁーと、それであれがこれでな!でこうよ。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー見てきたので批判しまくる!

いやー10数年ぶりに映画館で映画ヲ見ました。

ポップコーンウマいですねぇ。北海道醤油バター味美味しかったです。

食べ始めると止まりませんわー正直おかわりしたかった。

 

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー見てきたので感想をダダダダと書いてまいります。

※注:個人の感想でございます。悪意はございません。

 

ファンサービスの映画でした。

ゲーム販売促進映画なのかも知れません。

30数年来のファンである私は楽しかったですが、人には勧められません。

二回目が見たくなったり、勇気を与えられたり、感動を与えたり、考えさせられたり、人生を一歩前に進めてくれるような影響力のある映画ではありません。

ワクワクはちょっとありましたが、ドキドキは無いですね。

 

|映画と音楽の親和性が微妙です。

マリオファンが喜ぶだろうなっていう音楽を入れる、それ自体は嬉しいです。

ただ、修行中の音楽があのスクールウォーズ主題歌で有名な曲です、ですか・・・。

私のテンションがダダ下がりです。

歌詞が入る曲が2回ほどありますが、本当に冷めます。

クッパの歌も冷めます。

クッパの歌で観客がダダ引きしていくのを肌で感じて辛かったです。

 

ゲームも映画もそうですが、その作品・場面が持つ独特のリズムというものがあると思うんです。

場面場面で違うと思うのですが、そのリズムに合う音楽って凄く重要なんです。

ゲームマリオの音楽が良いところは作品・場面の個々のリズムに寄り添った音楽を作ってくれていたことにあるなぁと、この頃しみじみ思っていたのです。

それはあまり感じなかったです。

ちょっと書いてて本当に悲しいです。

音楽を楽しみにしていた部分もあったので・・・

ただ、映画館の大音量で初代スーパーマリオブラザーズの音源が聞けたのだけでヨシとします。

 

|マリオのかっこよさが無い

やはりシナリオはこれに尽きるかなーと。

マリオはコミカルなキャラじゃないんです。

弟思いではありますが、ブラコンじゃないんです。

それに両親・親戚は要りません。二人兄弟のみだから兄弟愛が強いんです(個人的な思い込みかも?)。

 

何度も穴に落ちようが、何度も亀の直撃を受けようが、何度も溶岩に落ちようが諦めないで立ち上がる。

色んなアイテムやギミックや仲間の力を借りて前に進む。

マリオのかっこよさが表現しきれていません。

ルイジを助けるを主軸に置くのは良いんですが、何度も何度でも立ち上がるマリオを主体にシナリオを書きたいなぁと思いました。

まあ出来ない理由が次に書く内容に邪魔されてだと思うんですが・・・。

 

|マリオ関連のゲーム内容を盛り杉

スーパーマリオブラザーズと銘打っているのにドンキーコングが出てきます。

ヨッシーには乗りませんっ!。

マリオカート・theMOVIEの方が良かったのでは?って後半です。

マリオ系の全てのギミックを入れたお城は物語には本当に不要だなぁと思います。

(そのギミックをうまく使って逆転勝利!とかなら出す必要ありますが・・・)

 

きのこ・フラワー・たぬきマリオ・ネコマリオ色々出てきますが

空を飛ぶならたぬきマリオではなく、羽マリオかマントマリオだろっ!

 

ごった煮だなぁ

色んなものを入れたくて絞りきれていないのがなんとも惜しい。

ラストで全てのアイテムをうまく使い、仲間の力を借りてギリギリのところで勝利っ!

・・・だったら良かったのになぁ

 

映画としてはファンの方以外は見なくても良いかと。

 

あ、褒めるとすれば「ピーチはあれで良い」と思いました。

 

スカートで飛んだりファイアー打ったりする戦うピーチでは無く

もっと上品に魔法の傘で飛んだり敵を倒したりするピーチの方が個人的には好きです。