ダダダダ

あれ、ダダダダぁーと、それであれがこれでな!でこうよ。

人生の3分の2は考えてきたこと

本屋さんへ行く。

 

「新たな出会いがあるかなぁ?」と思って足を運ぶ

本との出会い、物語との出会い、考え方との出会う

並んでいる新書、理路整然と並んでいる本を眺めているだけでも何故かワクワクする。

表紙絵・タイトル、帯を見て廻る

そこから想像される世界観や考え方を想像する

そしてその答え合わせのために手に取り、読み、考える

時には裏切られ、時には驚かされ、時には正解だったりする。

 

そんな本屋さんで久々に出会いがありました!

 

とても光り輝く本を見つけました!

 

「輝け!」って・・・

 

 

 

帯の推薦文は本当に私の心を砕くクダラナイ記載で読む気を無くすものが多いのですが、みうらじゅんさんが「人生の3分の2は金玉のことを考えてきた」なんて記載されていたら買っちゃうでしょ。

 

もちろん即購入しました。

 

内容は至って真面目な本です。

 

ここから私の金の玉との出会いや別れ、弱点であり、チャーミングポイントであり、愛や憎しみ等を長文でツラツラと書こうとも思ったのですが、100%セクハラだわ18禁だわ、グロい話になってしまいそうなので書きませんが、通常2つあるものが私には一つしか無いことだけ伝えておきます。

 

境水道と桜

文章をグダグダ書くのも飽きた。

いや嘘だ死ぬほど書きたい。書いている時だけは時間を忘れられる。

あぁ自転車で走っている時も時間を忘れられる。

そんな時を忘れて熱中することがあるってとても助かる。

 

日々、別にどうでも良いことを脳内に溜め込み・嫌い・憎み・悩む

そんな荒んだ心を洗い流しに自転車で桜を見に行きました。

 

今回のルート

 

 

愛車と中海

 

 

大根島MAP

 

 

本当に海?てなぐらい静かでキレイな中海

 

 

魚工房の鯛めし(1年ぶり3回め)

 

 

境台場公園の灯台

 

 

そしてタイトルの「境水道と桜」これを撮りたかった(灯台最上部から撮影)。

 

 

境台場公園脇の桜ロード

 

あぁ癒やされたぁ

汚れた心を癒やしてくれる本を探してネットを彷徨った結果

最近ですね、YouTubeで連続殺人事件を特集している動画を見まくってます。

大事件ゆっくり解説 - YouTube

↑これですね、『ゆっくり動画』というジャンルのものらしいです。

(私もそんなにYouTube界隈は詳しくない・・・のですが)

 

この動画の凄いところは生い立ちから成長過程、第一犯罪や手口を詳細に纏めています。

動画時間も長めで見応えがあるんです。

ただこんな教育上良くない動画、人に勧められないし、他人に話しただけで「え?あんたサイコパスですか?」みたいな偏見を与えてしまうのであまり他の方に話したことが無いんですが、結構好きです。

歴史モノが大好きっ子な私なので歴史上の人物を深堀りするのが好きなのですが、歴史上活躍する人材ってほぼ「狂ってる」感じがあったりします。

人の心に取り入るのが得意で、周りには好かれるが、人の生き死をなんとも思っていない節がなにかを成し遂げた人物にはある。

そういった視点で見ているので決して「わぁ人殺し大好き!」みたいな気分では見ていないんです(弁明)。

そんな動画を見まくっていたので「あぁちょっと心が汚れているなぁ」と自分で認識したので「あ!幸せそうなマンガ読めば相殺されるんじゃね?」という心境に達しまして、幸せそうなマンガを探していたらこんな表紙のマンガを見つけました。

 

https://amzn.asia/d/36pf5qo

 

私のネット上での本を探す際は「Amazon楽天ブック等のマンガ売れ筋ランキングみたいなのを表紙絵だけをザザァーっと見てピンと来たら一冊買ってみる」

本当は紙の本が好きなのですが、夜更けに読みたくなったり、寝る儀式として『読書』する習慣があるので、寝る前に読む本が無かったりすると、このような買い方をします。

 

そして悪いことに思いっきり気に入ってしまったりすると電子本を買った後に紙本を買っちゃったりします。

 

その日も就寝前に「あぁ読む本が無いなぁ」と思い「癒やしてくれそうなやつがいいなぁ」と何気なくこの本を購入したのですが・・・

 

購入して次ページ開いたらこうですよ。

・・・殺人鬼?

癒やしてくれそうな雰囲気皆無

あぁまた引き当ててしもうた。

自分で自分が怖い。

動物モノにしておけば良かった・・・。

 

ただですよ

この『夏目アラタの結婚』

久々に『寝るための本』だったはずが全巻(12)購入して夜明け近くまで読んでしまいました。

 

舞台は死刑囚の女性と児童相談所で働く男性の面会室での対決がメインなのですが、そこで行われる心理戦や相手を掌握しようとする手口、嘘と本当、道徳観念や倫理が火花を散らしてバチバチにぶつかり合います。

伏線回収の状況下でちょっとモヤッとするところはありますが、ある程度キレイに伏線回収してくれるので読み終わった後もスッキリします。

まぁ連続殺人鬼モノじゃなければ、もっとスッキリするはずなのですが・・・。

久々に良いマンガに出会いました(有名なのかな)。

しかも日頃見ている動画で殺人鬼の知識を詰め込みまくっている私にはピッタリでした

 

そして殺人鬼に本能的に汚染されている自分に気付く。

ちょっと控えよう。

って、ちっとも癒やされてねぇぇぇぇぇぇ

 

誰か私が癒やされそうなマンガ教えてくれないかなぁ

景観を楽しむことは移動速度と反比例する

足が死んだ

足がぁぁぁ

まったく運動習慣が無く、突然「思いついた!」って勢いで100kmほど自転車で走ると足が死にます。

日頃の運動、そして無理をしないことがジジイになったら肝心です。

無理をしない、限界を見極める、公共機関を使う。

とても大事です。

 

てことで、せっかく愛媛県松山市まで自転車で来ましたので城を見に行きました。

もちろん歩かない(歩けない)。

本気で足が痛くて(どこが痛いかわからないぐらい全部痛い)自転車で平地を移動するのが精一杯ですので、もちろんリフトを使用しての登頂。

 

 

おぉこれがあの秋山真之がよじ登っていた石垣かぁ

坂の上の雲』を見ていたら結構感慨深いものがあります。

本当?こんな急なとこを本当に登ったのか・・・。

 

 

見えますのが城なんですが(全体像が分かる良い写真を撮り忘れた)全国にある現存している本丸とちょっと違う構造しています。

通常の本丸は真ん中に一個ドーンみたいな作りのものが全国に多々現存しているんですが、松山城はこんな感じになっています。

 

本丸(小)→ ◯――――◎←本丸(大)

     |  広 |

     |  間 |

     ◯――――◯

 

こんな感じで入ると本丸と通路で繋がっている城が4っつ繋がっていて「殿様はどこにいるでしょうか?」みたいな作りになっています。

で広間に入った敵部隊は周囲の本丸&通路から矢や鉄砲でボコボコにされる仕様になっています。

敵を一網打尽にし、少数でも戦える素敵な作りですね。

 

 

松山城本丸から四方が見えます。

敵がどこに陣を張ろうが丸見えだし、海から来ても山から来ても見え見えになる仕様です。

ただ武士の城だなと言いますか、逃げ場が無い感じがするので戦闘では実用的では無い気がしなくもないですが、平時であれば「登るの面倒くせぇ」以外は有用かなと。

 

 

 

城内にトイレが無かったので「あ、絶対ここでしてた・・・」って穴見つけました。

 

 

 

これ乗りたい・・・

 

松山市は本当に「これは絶対住みやすい」と思わせる空気があります(根拠は無い)。

路面電車の音、城がある景色、水が多い空気、温泉がある。

自転車でぐるぐる廻っているだけで癒やされる感じがします。

島根県松江市に住んでいる私は「あれ?ここ松江かしら?」って思うぐらい雰囲気が近いです。

 

 

松山駅と自転車とバリィさん

自動改札が無い駅(県庁所在地)ってイカしてますねぇ。久々に切符見せました。

 

 

自転車で瀬戸内海を渡って四国へ渡り、電車で瀬戸内海を渡って本州へ帰る。

下見ると怖い

景色はやはり自転車でゆっくり見たほうがいいですね。

砂の影響でモヤっとしていますが、中々の眺めでございます。

 

 

こんな感じで海沿いを電車で帰りました。

松山から電車で帰路に就く際は進行方向左側に席を取ることをおすすめします。

 

この2日間で思ったことは色々とあるのですが、徒歩・自転車・路面電車・電車と乗ってみて「景観を楽しむことは移動速度と反比例するな」と思いました。

当たり前なのかな。

車でドライブするより散歩の方が景観を楽しむには良い

電車より自転車で、自転車より徒歩で出かけたほうが景色は楽しめる。

 

あ、人生も一緒かも?

ゆっくり歩いていこうっと。

今しか考えない時間をしまなみ海道で

しまなみ海道へ行ってきました!

「行ってきた」という言い回しは違いますね「しまなみ海道を走ってきた!」が正解ですね。

もちろん我が愛車Board walk D7 でダダダだ~と!

天気が良くて良かったぁ(3/31)

 

説明しよう!

しまなみ海道とは?

尾道から各島を渡って瀬戸内海を自転車で横断出来るサイクリングロードです。

 

「サイクリングの聖地」と呼ばれている場所らしいです!(現地で知った・・・)

またいつもの如くですね無計画と言いますか、目的地だけ決めて無理だったら公共機関で移動すればイイやなんて軽い気持ちで出発しましたが、結論から言うと「救急車呼ぼうかと思った」(人生二回目)

 

www.google.com

このサイトのルートで走りました。

尾道駅とかにパンフレットとかMAPとか色々とあるのですが、ごちゃごちゃしてて見る気がしません。

その前に地図は必要無いかもです。

道路に自転車用の青い表示があって、それに従って走れば今治まで到着します。

 

距離としては尾道今治で70kmぐらいですが、私には快適に走られる道のりでは無かったです。

『橋』が何度かあります。

橋は船を通すために高い位置に設置してあります。

わかりますか?

橋=山

すごい坂を登る必要があるのです。

距離よりも坂道がとてもキツかった・・・。

そして「70kmなら楽勝だからつまんネェなぁ」と思った私は目的地を「愛媛県松山市 道後温泉」にしていたのです(プラス40kmぐらい)。

あぁ折りたたみ自転車でこの道程はとても辛かった・・・。

両足のどこの部分がツッたかわからないぐらい全部ツッちゃって「あぁ救急車呼ぼうかな・・・」と本気で思うほど辛かったです。

 

しかしそんな辛さをふっとばすほどの圧倒的な「瀬戸内の景色」

黄砂が西から飛んでくるまでは青空だったんですが、後半はモヤっとした風景になってしまいました。

ですが、言葉では言い表せないぐらい圧倒的に文字で表すことが難しいほどの、写真では伝えきれない素敵な景色。

 

その後、無事に松山の道後温泉に浸かって自分の足をモミモミしながら考えていたんです。

山登りやマラソン、サイクリングの良いところ

こんなに感覚が無くなるほど足を酷使しながら進む道には自分に、私の人生になにを与えてくれるのだろうか?

 

運動すること自体が楽しいから?

あの言葉にし難い景色を堪能出来るからか?

それを自分の身体で行くから数倍キレイだとか?

色々と考えていていたのですが

 

『考えない時間』

 

これなんじゃないかな?と温泉でマッタリしたお湯が奏でる音しかしない空間で考えながら矛盾が面白くて一人でニヤけてしまった。

 

常に考えてます。

 

今日はどうだったろうか

明日はどうしようか

今後はどうしようか

 

しまなみ海道を走っている私は「なにも考えていなかった」

正確に言うと「今の瞬間のことしか考えていなかった」

ただただ「キレイだな」と感じた時も、坂道を登る辛さも、爽快に降る時の気持ちよさも、尻が痛くて辛い時も、両足をツッて道路で大の字になって休んでいた時も

今の瞬間のことしか考えていなかった。

 

とても大事なことなんじゃないかなと思った。

過去も未来も考えずただただ走る。

 

今しか考えない時間を与えてくれた「しまなみ海道

今の時を大事に出来る「しまなみ海道

 

記載していてまた行きたくなった。また行こう!

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