ダダダダ

あれ、ダダダダぁーと、それであれがこれでな!でこうよ。

景観を楽しむことは移動速度と反比例する

足が死んだ

足がぁぁぁ

まったく運動習慣が無く、突然「思いついた!」って勢いで100kmほど自転車で走ると足が死にます。

日頃の運動、そして無理をしないことがジジイになったら肝心です。

無理をしない、限界を見極める、公共機関を使う。

とても大事です。

 

てことで、せっかく愛媛県松山市まで自転車で来ましたので城を見に行きました。

もちろん歩かない(歩けない)。

本気で足が痛くて(どこが痛いかわからないぐらい全部痛い)自転車で平地を移動するのが精一杯ですので、もちろんリフトを使用しての登頂。

 

 

おぉこれがあの秋山真之がよじ登っていた石垣かぁ

坂の上の雲』を見ていたら結構感慨深いものがあります。

本当?こんな急なとこを本当に登ったのか・・・。

 

 

見えますのが城なんですが(全体像が分かる良い写真を撮り忘れた)全国にある現存している本丸とちょっと違う構造しています。

通常の本丸は真ん中に一個ドーンみたいな作りのものが全国に多々現存しているんですが、松山城はこんな感じになっています。

 

本丸(小)→ ◯――――◎←本丸(大)

     |  広 |

     |  間 |

     ◯――――◯

 

こんな感じで入ると本丸と通路で繋がっている城が4っつ繋がっていて「殿様はどこにいるでしょうか?」みたいな作りになっています。

で広間に入った敵部隊は周囲の本丸&通路から矢や鉄砲でボコボコにされる仕様になっています。

敵を一網打尽にし、少数でも戦える素敵な作りですね。

 

 

松山城本丸から四方が見えます。

敵がどこに陣を張ろうが丸見えだし、海から来ても山から来ても見え見えになる仕様です。

ただ武士の城だなと言いますか、逃げ場が無い感じがするので戦闘では実用的では無い気がしなくもないですが、平時であれば「登るの面倒くせぇ」以外は有用かなと。

 

 

 

城内にトイレが無かったので「あ、絶対ここでしてた・・・」って穴見つけました。

 

 

 

これ乗りたい・・・

 

松山市は本当に「これは絶対住みやすい」と思わせる空気があります(根拠は無い)。

路面電車の音、城がある景色、水が多い空気、温泉がある。

自転車でぐるぐる廻っているだけで癒やされる感じがします。

島根県松江市に住んでいる私は「あれ?ここ松江かしら?」って思うぐらい雰囲気が近いです。

 

 

松山駅と自転車とバリィさん

自動改札が無い駅(県庁所在地)ってイカしてますねぇ。久々に切符見せました。

 

 

自転車で瀬戸内海を渡って四国へ渡り、電車で瀬戸内海を渡って本州へ帰る。

下見ると怖い

景色はやはり自転車でゆっくり見たほうがいいですね。

砂の影響でモヤっとしていますが、中々の眺めでございます。

 

 

こんな感じで海沿いを電車で帰りました。

松山から電車で帰路に就く際は進行方向左側に席を取ることをおすすめします。

 

この2日間で思ったことは色々とあるのですが、徒歩・自転車・路面電車・電車と乗ってみて「景観を楽しむことは移動速度と反比例するな」と思いました。

当たり前なのかな。

車でドライブするより散歩の方が景観を楽しむには良い

電車より自転車で、自転車より徒歩で出かけたほうが景色は楽しめる。

 

あ、人生も一緒かも?

ゆっくり歩いていこうっと。