そう聞くと銀山だけが世界遺産な勘違いをしてしまうのですが、石見銀山から港までの道のりも世界遺産だったりします。
その銀山から運ばれた銀を船に積み込む港があるのが上の写真の温泉で有名な
『温泉津』
温泉津(ゆのつ)と読みます。
この温泉津は本当に素晴らしい
町並みが最高にレトロなんです。
かわいい喫茶店
・・・ふくや?服屋?
ちょんまげもイケる床屋さん
ナウな髪型が「絶対ナウじゃない感」
この温泉津は町並みがとても素敵です。
それよりなにより温泉津の名前が物語るように温泉が素晴らしいです。
「温泉が源泉ぶっかけ状態、真横から湧いてる」なので、強烈に湯当たりするほど猛烈に体に効いている気がします。そして高温です(約50度)。
過去には広島の原爆で被害があった人たちが治療に湯治をして回復したほどの威力らしいです。
私も入浴したのですが、一時間ぐらい入っていたら頭がガンガン痛くなりました。
恐ろしい効き目です。
たぶん血行が良くなりすぎての頭痛なのだと思います。
お風呂の脱衣場にある注意書きに「血行が良くなりすぎて長く入りすぎると頭痛が出る」と記載がある温泉って凄いなぁと。
ただ体を洗う場所が必要だとか、露天風呂がイイとか、そういった快適なものを期待されている人は行かない方が良いかと思います。
風呂場も年季が半端ないです(良い意味で)。
通いたい気持ちもあるのですが、遠いし行きづらいんですよね。
陸の孤島のような場所なのでこの町並みが現存したと思うとありがたいのですが、湯治に通おうと思うとちょっと辛いです。
一ヶ月ぐらい連泊がオススメ。
港もすばらしい。
これは現代の港なので銀山から出荷した銀を船に積んでいた港は別にあります。
しかし現代の港もすばらしい美しさです。
本題はそれじゃないんです。
これです、これを見つけました。
古い町並みが残る『温泉津温泉』で伝説のこれを見つけてしまったー!
知る人ぞ知る伝説の自転車
『セキネサイクル アストロメカ』
現存していて未だに使用されている本物を初めて見たぁ!!!
このボロボロな感じからはまったくワクワクしないと思いますが、これを見ていただければ分かります。
男の子の「ぼくのかんがえた さいきょうのじてんしゃ」感を共有したい。
カッコいい!
なんか色々なものがついていて最強感が半端ない!
これはシビレルアコガレル
私も昔々、これの展示品が自転車屋さんに置いてあって「すげぇー」ってなった記憶があって覚えていたんです。
ただ一度きりなのです。
この実物を見たのは幼少期の一度きりなのです。
一度見ただけで物凄い記憶に残ったこの自転車
この自転車は私の人生に多少なりとも影響を与えたんだなぁと、自転車を乗る行為を大人になるにつれて恥ずかしく思う気持ちを突き抜けて突破するような素晴らしいフォルムと装備品。
好きなものを乗れ、自分の気持に嘘をつくな、心躍るものを乗れと教えてくれた自転車だと思いました。
しかし
こんなに熱く語っていますが今現在、新品があって「乗れ」と言われれば乗りません。
ハズカシイ