石見銀山の帰り
突如、海が見たくなり行ってまいりました。
「琴ヶ浜」
鳴き砂で有名です。
時間帯にもよるかもですが、空いてますね。
理由はシャワーや着替えする場所が無いからかな?(有料ならあるらしい)
「きゅっきゅ」
「きゃっきゃ」
「きゅっきゅ」
そんな音が歩いているとします。
乾燥された砂がそんな音をたてるのでしょうね。
暑すぎて足の裏が火傷するほどなのであまり堪能でしませんでした。
石見銀山の帰りに寄ったので海水浴装備(海パンやら着替えやらタオルやら)を一切持っていなかったので、海を見て鳴き砂の声を聞いて帰ろうと思っていました。
が・・・・
そして誰も居なくなった・・・
チャーンス!
即座にパンツ一丁になって海に飛び込みました。
後先考えずに、兎に角海に、海に入りたい!
そんな衝動にかられて海に飛び込みました。
「あー ブリーフじゃなくて良かった・・・」
そんなボクサーパンツに感謝しつつ、海に浮かんでいました。
空が青くて、雲が大きくて、太陽が眩しい。
それ以外の文字が浮かばないほどの圧倒的「夏」の空
大の字になって海にプカプカ浮かぶパンツ一丁メガネのオッサンが一人
構図やばい!
今思います。
あの時、あの海に入らなかったら一生後悔していた。
パンツは捨てましたが、パンツ一枚以上の価値はあった。
服を全部脱ぎ捨て、良心の呵責であるパンツ一丁だけで鳴き砂を鳴らしながら走り出した。
「きゅっきゅ」
「きゃっきゃ」
「きゅっきゅ」
ワガママボディーを揺らしながら
ものすごい笑顔で
両手を45度の角度で挙げながらグリコポーズで海に突っ込む。
あぁ書いていてもヤバい。
汚い構図だ。
ただ、この年で世間体など気にせずパンツ一丁で海に飛び込める自分を誇りに思う。