『ジャケ買い』
この言葉はもう、存在するのでしょうか?
書店で「おっ!」って感じて、表紙だけで購入してしまう。
私の購入動機は、『ジャケ買い』を基準に購入しています。
CDとか映画などもそのように購入・視聴する時があります。
ただ、インターネットショッピングが主軸の現代でそのような購入の仕方をしている人は少ないでしょうね。
思うのです。
『我思う故に我あり』なのです。
「あなた、人の意見で本を読んでない?」
「あなた、人の感想で本を語ってない?」
「あなたの本当の感想ですか?それ?」
インターネットの発展で評価が数値化され、多種多様なレビューが繰り出され、それを見て購入する。
それって・・・
深夜のテレビショッピングで怪しい運動器具を買って、粗大ごみを増殖してしまった過去の私と一緒ですよー!(戒)
そんな自分自身を経験則からくる雁字搦め(がんじがらめ)に縛る思考に至った、偏屈親父代表KUROです。
まぁ、このマンガの表紙を躊躇無く、トップにドーンと貼ったんですが
「え、エロいっ」と思ってジャケ買いした訳では無いですからねー。
「え、エロいっ」と思ってジャケ買いした訳では無いですからねー(大事だから)。
「エロ エロ」目的じゃないよー(大事・・・)
書店に行って、女性が表紙に書かれたマンガを並べて、腕組みして「うーん」とか言いながら専門家のフリして見たらわかります。
ほっ細いんです皆
女子は細くて可憐で、本気出したら男性だと腕一本ぐらいなら折れるレベルで細い女性ばかりなんです。
しかも違和感がかなりあって、おっぱいだけ大きくて、他は可憐で細いとか生物学的に違和感を覚えるフォルムをしているものが多いです。
そんな中、エロ・アナを強調したゴツいフォント、異彩を放つフォルムの女性、しかもなんだその下着!けしからん!
手に取るでしょ?読みたくなるでしょ?
エロいからじゃないよ(大事)
表紙から伝わる女性のフォルムが『ボッ!キュン!ボーン』・・・今これ言うのか。
異型です。
現代日本流行ボディーを完全否定するような
外国人女性が目指しそうなボディー
よく編集者が許したなと思えるほどエロと反骨心を感じます。
表紙でこんだけ語り続けられるだけでも買ってよかったです。
内容はそんなにエロくないです。
エロい体になりたい!が動機のボディーメイクをしている女性と、エロいセンスを絵で表現出来る男性の出会いがもたらす「好きなものを突き抜けて実践する喜び」が書かれたマンガです。
そんなエロ目的で購入した人の心を粉砕する結構ストイックな内容のマンガです。
まぁ私はエロ目的で購入していないので大丈夫ですっ。
エロ思う故にエロ無し