行きたい！
どうしても行きたい！
ブラック・ジャック大好きなのです。
もう「バイブル」ですね。
たぶんですが全てのマンガを読む基準になっているんです私。
そりゃー古いマンガなので、知らない方も居るでしょう。
読むべき。是非読むべき！
あの気持ち悪い表紙の単行本、おどろおどろしいんですが何故か惹かれます。
古本屋で初版があったらそちらを読むべき！
再販版を読むと、初版は昔に読んだはずなのに古い記憶が「ん？なんか違う」みたいなところがあったり、話がごっそり抜けてたりしますので、オススメ出来ません。
初版と再版がどう違うか？
「わからんっ！」「おぼえとらん！」「でもなんか違う！」
うん。
知りたくば両方全部読め(投げっぱ)。
なぜそんなに再販版を否定するかと言うと、数年前に突然青森県出張で思い出したんです。
あのセリフ良かったなぁ～と
あのシーン、子供ながらに号泣したなぁ～と
あのブラックジャックのセリフ、ラストページのセリフがすごく良かったなぁ～と
「僕らには太陽があった、花があった、音楽があった、これからは全て君のものだ。精一杯生きて下さい」
みたいな手紙で終わる、恋人同士の死別話があったなぁと思い出して、出張中なのに再販版を全部買って読んだんですが
そんなシーンの出てくる話が無かったんです再販版。
出張中なのに手荷物満載ですよ。
え、なんで？と思ってですね、実家に帰省した際に初版を読み漁ったら、あったんですよ！そのセリフが出てくるお話が！
な、なんだってー！ごっそり話が無くなってるじゃない。
グロい話や、自分で自分の腹切って手術した話や、高額すぎる手術費取ったわけじゃなく、泣ける話ですよ。
しかも、手塚治虫先生にしてはセリフ回しが感動的というか青臭い感じで、ベテランでもこんなストレートな恋の話が書けるんかと、別の意味でも感動した話なんですよ。
なんでだー！
※調べたら分かるんでしょうが、調べない(ググらない)。
現代の人はもしかすると中古以外は読めないのかも知れない。
しかし再販版は買ってはいけない！他にもメチャクチャにされてる！・・・気がする！(確信無し)
確かに題材にしている内容が医学だったりしますので、科学の進歩で否定されたりするでしょう。
その時代はそう思われていたって(注)つけりゃーいいじゃない！
確かに無茶苦茶なことするマンガですよ。
「この物語はフィクションです。」でいつものように乗り切れよー！
確かに現代では差別用語になるセリフもあるかも知れません。
(注)この時代は差別用語として扱われていませんでした。とか最後のページで説明書いとけよー！
ま、それだけのパワーと言いますか、お話一つ一つに、セリフ一つ一つに影響力があるのでしょう。
再販版が改定されるぐらいの世の中に影響力があると思われるマンガ「ブラック・ジャック」
読まない選択肢は無いでしょ。
泣けたり、グロかったり、感動したり、スッキリしたり、モヤモヤしたりと色んな感情を楽しめる『ブラック・ジャック』オススメです。
