なんとなく温泉回をあげてみる。
なんとなくキレッキレのギャグマンガを読みたいなぁと思って探していたら発見しました。
『邪剣さんはすぐブレる』
マカロニほうれん荘とか両さん、アラレちゃん、荒川アンダーザブリッジ、監獄学園プリズンスクールとか昔からギャグマンガで思っていたのですが、無駄に画力が高いギャグマンガがとても好きです。
あ
1~7巻ぐらいしかまだ読破していませんが、画力が高いことが面白さに影響しているとはあまり考えません。
「君はこんな・・・ギャグマンガの為にここまで画力を上げたのか・・・」
それだけでも面白いのはあるかもですが、絵がどうあれ面白いギャグマンガはいっぱいありますからね。
この邪剣さんで言うと羊羹大食いハゲの「ツッコミ兄」が最高に良い味出してます。
剣と言いながら大体パンチでトドメを刺す邪剣さん
恐ろしい好奇心で場を荒らす妹
よくわかんないが住み着いた動く石像多数
全裸の盾の精霊さん(股間部盾)
ナドナドの全力でツッコむしかない廻りの人々を容赦なくツッコんでいきます。
過去のギャグマンガからも思いますが、ツッコミが安定しているって面白さに直結するなぁとギャグマンガ読みながらしみじみ思いました。
なにをやってもこの兄がウマくツッコんでくれる。
これだけでも安定性がUPしますよね。
なんだかこれって私生活でも言えるのでは?
確かにこの頃の私周辺を考えると「ツッコミ不在」な気がします。
ツッコミって難しいんですよ。
一歩間違えると相手を傷つけてしまう可能性があったりしますし、拾うところと拾わないところをウマく裁かないと逆に場を盛り下げたりします。
単調なツッコミは逆に苛つかせたりします。
ヒトは大体「話したい」動物なのです。
他人の話などはどうでも良くて自分の話を聞いて欲しいものなのです。
ツッコミはヒトの会話を聞き出し、ボケや落ちの部分までを軽いツッコミでつなぎ、落ちで壮大に落としてもらう「受け」側なんですよね実際は。
前にボクサーパンツ一丁で泳いだ話を会社でいろんなヒトにしてたんですよ。
後輩1「わんぱくですね」
微妙ですよねツッコミとしては。
後輩2「公然わいせつ罪で捕まりますよ」
お、おしいツッコミかなと。
上司「しょ、小学生かっ!行動が田舎の小学生かっ!オッサンなのに」
おお!こんな感じだけどオシイっ流石長年付き合いのある上司!
そんな感じで私の感じているようなツッコミ不十分、ツッコミが足りてない、上手なツッコミを学びたい方にはオススメのマンガです。