ダダダダ

あれ、ダダダダぁーと、それであれがこれでな!でこうよ。

カテナチオ(アオアシとジャイアントキリングとブルーロックに飽きてきた人向け!)

カテナチオ | ヤンジャン!|集英社公式・ジャンプ系青年マンガ誌アプリ

サッカーマンガです。

 

キャプテン翼からイレブンやオフサイド、シュート!等などで幼少期を過ごし、今だに潔癖男子青山くんを挟んでのジャイアントキリングアオアシ、ブルーロックを読んでいる、サッカーを読むのが大好きな私ですが、正直ですよ、ファンの方には殺されそうですが

「長いと飽きませんか?」

 

まず言い訳と言いますか、断っておくとですね、手塚治虫さんとかギャグマンガが全盛期のお一話完結がまだ色濃く残ったマンガで育った私はあまりにも長い作品は苦手です。

長編になると、どうしても話がドッ散らかってしまって「ジジイの記憶容量を超えて来る」んです。

キャラやら大分前に戻ったり、過去に行ったり、場面があっちゃこっちゃ変わったり。

昨今だと『GIANT KILLING』最初は楽しく読んでたのですが、主要キャラが代表で活躍し始めてからもう読んでません。

アオアシもブルーロックも最初の方は楽しいんですよ。

もう飽きてきてます。

やっぱり私が求めているものって「弱者からのサクセスストーリー」とか「困難を乗り越える主人公」とか軸がブレずに進んでくれるサッカーマンガだと思うんです。

他のキャラを掘り下げるのって大事

知りたいですよね。

それをアッサリ説明してバッサリ捨てるのも名作の名作たる所以だと思うんですよ。

「同人の世界で遊べる余裕を残してよっ!」とか勝手に思ってしまったりします。

それか後で書けやと。

 

そういった視点で見るとこの『カテナチオ

散らかる要素が少ないっ!

簡単に内容を説明すると「才能はイマイチなヤベーメンタル(知能高)のやつがヤベー世界(セリエA)に飛び込むマンガ」です。

メンタルが凄い!を序盤から全力で押してきます。

 

2巻で「カテナチオ」について説明しているのですが、そこでこの物語の本筋が語られている気がします。

カテナチオとは?

じ、自分で調べてよねっ!

まぁツンデレちょっと挟みましたが、昔からサッカーを見ている方なら知っていると思うんですが、イタリアの伝統的な「守備的サッカー」を表す言葉として使われていました。

(たぶん・・・今は言わないんじゃないかな?)

カテナチオって言葉を発しただけで「かっ硬そう!」って思いません?

「俺の貞操カテナチオ」とか言ってましたね(昔々)。

意味は・・・シラン。「鍵をかける」とかそんな意味だったかと思います。

昔のイタリア代表の試合とかを見ると分かるんですが「こいつら点取る気がないのか?」ぐらい守るんです。

そして90分の間に数少ない「点を取れる空気」の時にほぼ全員が芸術的に動き、点を取りに行きます。

 

この「カテナチオ」作中で主人公が説明を求められる場面があるのですが、私と同じように主人公が「どんな攻撃にも耐えうる守備」と回答する場面があります。

 

コーチは違うと言います。

「迷いのない勝利への執着、そういう精神性をチームで持つことがカテナチオだ」

あぁー

私が間違っておりましたコーチって思いましたね(私に言ってないけど)。

 

昔のイタリア代表って、自分たちより早くて若くてテクニックもあって光輝く才能を持った世界の代表と試合をしても、何故か「きっちり守っていた」んですよ。

足の早い選手に走りで勝てない。

テクニックの凄い選手にも勝てない。

ただ、自分たちより優れた相手に勝つ力が「カテナチオ」だ。

ファール上等で相手にしがみつき、全員が身体の底から敗北を拒絶した。

何を犠牲にしても「勝つ」という強い感情をチームが共有する。

それが「カテナチオ」だと。

 

それを体現出来る人間として選ばれた主人公。

続きが楽しみですねー、サッカーマンガ好きにはオススメです。

 

最後に「私の股間カテナチオ