ダダダダ

あれ、ダダダダぁーと、それであれがこれでな!でこうよ。

花火を見に行く約束をしたんだ

 


花火を見に行く約束をした。

とても嬉しい。

それだけで、その日までワクワクである。

今日も仕事中に何度も考えた。

「どんな会話をしたら楽しんでくれるだろうか?」

「どんな雰囲気であれば笑って過ごせるであろうか?」

「どんなことを嫌がるのだろうか?」

「どんな服装で行けば良いのであろうか?」

そんなことを考えているだけで多少の緊張をする。

未来に予定があるってだけで「今日生きていて良い」と認められている気さえする。

どんな用事であろうと「誰かと約束をして何かをする」という行為は希望に満ち溢れている。

それが友人とだったり、恋人とだったり、親族だったり

どんなヒトとでも「ヒトと予定がある」ってとても人生にとってプラスなんだなぁと心から思う。

嫌なことがあっても、予定があるし頑張ろうかな?なんて思える。

そういう人間関係ってとても大事だと思う。

 

今日、とても嫌なことがあった。

嫌なことも大体は人間関係である。

予定外に嫌なことは起こるものである。

想像以上に、願望以上に、望みとまったく違うことを言ってくる。

とても嫌な気分になる。

今までの楽しい雰囲気を全てぶち壊す。

そういうヒトにはなりたくない。

そう思う。

 

ただこのヒトも誰かと花火を見に行く予定なのかも知れない。

花火を見に行くドキドキを私の感情をブツケて壊してしまうかも知れない。

そう思えて笑顔で対応した。

 

花火を見に行く約束をした。

それだけで優しくなれた気がした。