ダダダダ

あれ、ダダダダぁーと、それであれがこれでな!でこうよ。

フールナイト

このカットだけで、見る価値がある気がする。

 

shogakukan-comic.jp

 

・世界観

厚い雲が日光を遮り、冬と夜だけが続く世界

「転花」という技術で人間に植物を埋め込み、植物化した人間が酸素を作る世界

転花をしたヒトには1千万円が支払われる(ただし余命幾ばくもないヒトに限る)。

 

・あらすじ

1千万円欲しさに工業用水をがぶ飲みして「転花」を埋め込まれた主人公が、ヒトでは無くなった転花したヒト(植物)と会話できる能力を持つようになる。

 

この世界観とあらすじだけでも読む価値があると思ってココに記す。

 

 実はこのWEBコミックス1巻しかまだ読んでいないのですが、この世界観だけで私の脳内が恐ろしく膨張した想像に埋め尽くされてしまって危険です。

作品を読まずに起承転結の「起」の部分だけでこれだけ想像が膨らむと、大体は私の想像の上を行かず、明後日の方向に行ってしまって「は~」ってなるパターンが多いので、紹介するほどの作品では無くなることが多かったりします。

ただこの設定

恐るべしですよね。

多分、何年も何年も温めて世に出されたんじゃないかな?と思います。

作品を思い描く方はイッパイ居ます。

ただ、世の中に出すまでとなると色々な障害があります。

まず類似問題です。

「これって〇〇と似てるぅー」とか簡単に言ってしまう他人

それで心が折れて出ないパターン

他は煮詰めすぎ問題。

あまりにも幼少期から温め続けた作品は色々な世代の体験を経て、恐ろしくダークな感じになりすぎ、間口が小さくなってしまって一般受けしないパターン。

このパターンは多分ですがこの「フールナイト」にも当てはまっている気がする。

出だしは普遍、説明みたいなものだから

ただ編集者に「一番濃い物語」を出してダメ出しされている気がする。

そして一番とっつきやすくわかりやすく、能力の有用性が説明出来る話を持ってきている・・・気がする!

そんなこんなで、多分ですが「連載が続くと絶対に濃い話になる」フールナイトおすすめでございます。