広島の平和大通りがライトアップされていました。
とてもキレイで歩いているだけでも素敵な気分になれます。
ただ目的はこれです。
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(終了しました)2023年12月9日 コスカレードinひろしまドリミネーション2023(広島市) | コスカレード
コスプレイベントですね。
私はコスプレを撮影することも、レイヤーさんにもまったく興味が無いのですが、「何故コスプレをするのか?」「何故そのコスプレを赤の他人が撮影するのか?」が理解出来ず、とても気になっていて、心の中に引っかかるワダカマリを言語化したいなぁなどとコスプレ撮影が大好きな先輩と会話をしていたら「実際行く?行けばなんか解るんじゃないですか?」と言われてノコノコ着いていった次第であります。
一応カメラ用のライト?照明的なもの?は持って「え、カメラ助手です」みたいな体系は取って関係者でっせ!的に見ていたのですが、自他ともに認めるド素人でして、どういう流れからの撮影になるのか?カメラマンとレイヤーさんとの空気感?そんなものを感じたらなにか言語化の鍵になるのでは?と思った次第であります。
・コスプレ撮影の流れ
-カメラマンが気に入ったレイヤーさんを見つける。
-声をかける「撮影よろしいですか?」
-OKが出たら撮影開始。
※ここが凄くて両者がベテランの場合、「こう撮って欲しい!」という要求があるレイヤーさんや「こう撮りたい!」というカメラマンとの要求のぶつかり合いが多少あったりします。
要求が無いレイヤーさんはカメラマンの言いなりです(こっちの方が大多数)。
-撮影写真をレイヤーさんに確認して頂く。
※「わぁ素晴らしいですねー」「わぁ感激ですぅ」「キレイに撮って頂いてアリガトウございまぁす」この会話でカメラマンがニヤニヤする。
-X(ツイッター)を交換をして後日写真のURLを送付する旨をお伝えする。
-撮影のお礼にレイヤーさんからお菓子を貰ったり、カメラマンがあげたりする。
・・・こんな流れみたいです。
・何故、カメラマンは赤の他人であるコスプレイヤーさんを撮影するのか?
最初はこう思っていました。
「自分の写真が評価されたり喜ばれたりするから」
でも言語化としては当てはまらない気がしてモヤモヤしていました。
コスプレ以外の撮影、鉄道カメラマンさんとか風景カメラマンさんとかにも共通する言語化方法があるのでは?
「あんな危険を犯して何故列車を撮っているのか?」
「景色なんて撮影せずに自分の眼に焼き付けろよ」
「花火は撮影しないで皆と楽しもうよ・・・」
そんなモヤモヤした気持ちがあった私は、このカメラマンの原動力を言語化するのが必須だなぁと思っていたのですが(自分の為に)、今回参加させて頂いたコスプレイベントで自分なりの考えですが理解出来ました。
しつこいようですが素人が「自分なりの考え」で纏めた結果です。
「自分のものにしたい」
この一言に集約出来るのでは?
誰も見たことのないような視点(自分しかできない)、画像を見た方が唸るような(自分しか撮れない)、その二度と戻れない瞬間、撮った瞬間から過去になるものを自分のものにしたい。
その一瞬を自分のものにしたい。
言い方が悪いのですが、コスプレ撮影現場を見ていて思ったんですよ。
「カメラマンがレイヤーを犯すような雰囲気」
・・・失礼かも知れませんが、そう感じてしまったから仕方がない。
対人での撮影で感じた「その瞬間を自分のものにしたい」という感覚は鉄道や風景撮影にも当てはまるのでは?
最初に思っていた
「自分の写真が評価されたり喜ばれたりするから」
これも「自分のものにしたい」に包括される。
完璧に脳内で思い描いた描写(自分のものにした)が評価される、喜ばれる。
自分が作り出したり、表現したことが評価されたり喜ばれたりすると同じなんですね。
それはとても嬉しいですよね。
そして私にはまったくカメラマン側の才能が無いことに気がつく。
自分のものにしたい=支配欲が原動力であるのなら、私にはそんな支配欲が無い。
ただ、食欲はあるっ!(広島名物!お好み焼き)
私の胃袋に消える焼き上がるまでの運命、刹那なお好み焼きを写真で自分のものにしてやったぜ。